新NISAのおすすめ積立先は?オルカン・S&P500・NASDAQ100を比較

2024年から始まった新NISAで「何を買えばいいか分からない」という声をよく聞きます。つみたて投資枠(年120万円)で購入できる代表的な3銘柄の特徴・実績・向いている人を比較してみましょう。

この記事のポイント

新NISAは「非課税で長期積立」が最大の強み

通常、投資の利益には約20%の税金がかかります。新NISAを利用すれば生涯1,800万円まで非課税で運用できます。月3万円積立でも10〜20年で利益が数百万円になり得るため、税金の差は非常に大きくなります。

初心者はオルカン・S&P500のどちらかから始めるのが鉄則

全世界分散ならオルカン、米国集中でリターン重視ならS&P500が定番です。NASDAQ100はリターン期待値が高い反面リスクも大きいため、ある程度慣れてから検討するのが安心です。まず1本に絞って始めることが長続きのコツです。

月1万円〜でもOK。大切なのは「早く始めること」

積立投資は時間が最大の味方です。同じ月3万円でも20年積み立てた場合と10年では最終資産が大きく変わります。金額より「今すぐ始める」ことを優先しましょう。新NISAはいつでも始められ、金額の変更も自由です。

積立タイムマシン編集部

最終更新: 2025年6月

本記事は金融庁・JPX・MSCI・S&P Dow Jonesなどの公開情報と、積立タイムマシン独自のシミュレーションデータをもとに作成しています。

初心者がNISA銘柄を選ぶ際の3つの基準

新NISAのつみたて投資枠で購入できるファンドは金融庁が審査した約250本(2025年時点)です。長期積立に適した銘柄を選ぶ基準は①信託報酬(年0.1%以下)②インデックスの分散性(1,000銘柄以上)③純資産総額(5,000億円以上)の3点です。eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)は信託報酬0.05775%・純資産残高5兆円超(2025年)で全基準を満たす最有力候補です。S&P500(0.09372%)もこれに次ぐ最安クラスです。

金融庁が定めるつみたて投資枠対象ファンドの基準

金融庁はつみたて投資枠の対象ファンドに「信託期間が無期限または20年以上」「頻繁な分配を行わない」「信託報酬が外国株式0.75%以下」などの基準を設けています(出典:金融庁「つみたてNISAの対象商品」)。オルカン(0.05775%)とS&P500(0.09372%)はいずれもこの基準を大幅にクリアしており、長期積立に最適です。

オルカン・S&P500・NASDAQ100の実績比較(2020〜2025年)

積立タイムマシンのシミュレーションで2020年1月から月3万円を積み立てた場合のリターンを比較すると、利益額はNASDAQ100 > S&P500 > オルカンの順です。しかし2022年の下落率もNASDAQ100が最大(約-32%)で、リスクの高い順も同じです。初心者には「リスクが低く長期で続けやすい」オルカンまたはS&P500から始めることをおすすめします。3銘柄の直接比較はこちら

オルカン2020年1月〜2025年6月

3万円積立・積立タイムマシン実績データ

利益+77万円+39.1%)
元本 198万円評価額 275万円
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SBI証券と楽天証券、どちらで開設すべきか

SBI証券は三井住友カードゴールドNL(年会費5,500円)で積立額の1%、プラチナプリファード(年会費33,000円)で最大5%のVポイント還元が特徴です。楽天証券は楽天カードで0.5〜1%の楽天ポイントが貯まり、楽天市場・楽天銀行を使っている方に最適です。どちらも口座維持費・売買手数料は無料で、オルカン・S&P500・NASDAQ100を全て取り扱っています。楽天経済圏なら楽天証券、それ以外ならSBI証券が有利です。

実際の積立シミュレーション

おすすめ銘柄を詳しく見る

オルカン0.05775%(年率)

世界中に一本で分散。最強の「ほったらかし投資」

2020年から月3万円積立の場合

+77万円+39.1%
S&P5000.09372%(年率)

米国経済の成長をそのまま受け取る。長期投資の王道

2020年から月3万円積立の場合

+91万円+46.2%
NASDAQ1000.495%(年率)

米国ハイテク成長企業を中心に。高リターン・高リスクの攻めの一本

2020年から月3万円積立の場合

+110万円+56.0%

よくある質問

Q. 新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いは?

A. つみたて投資枠(年120万円)は金融庁が審査した低リスクファンドに限定、成長投資枠(年240万円)はETF・個別株なども購入可能です。初心者はつみたて投資枠で始めるのが安心です。

Q. 新NISAはどの証券会社で始めればいいですか?

A. SBI証券・楽天証券が最も人気です。どちらもオルカン・S&P500・NASDAQ100を取り扱い、クレジットカード積立でポイントも貯まります。スマホアプリも使いやすく初心者に適しています。

Q. 新NISAで損が出た場合はどうなりますか?

A. NISA口座では損失が出ても他の口座と損益通算ができません。これはNISAのデメリットですが、長期積立(10年以上)では歴史的に損失になる確率が大きく下がるため、長期視点で運用することが重要です。

Q. 新NISAの1,800万円の非課税枠はどう使えばいいですか?

A. 月10万円(年120万円)積み立てると15年で満額になります。まず使いやすいつみたて投資枠(月10万円まで)でオルカン等を積立、余裕があれば成長投資枠(年240万円)でETFや個別株を追加する組み合わせが人気です。

Q. オルカン・S&P500・NASDAQ100、結局どれがいいですか?

A. 過去リターンはNASDAQ100>S&P500>オルカンの順ですが、リスク(変動幅)も同じ順で大きくなります。初心者は「全世界分散で安心感が欲しいならオルカン」「多少リスクを取って米国成長に賭けたいならS&P500」が定番の選択肢です。

こんな人におすすめ

新NISAを始めたばかりで最初の1本を選びたい方

「何を買えばいいか分からない」と銘柄選びで迷っている方

毎月1〜5万円の少額から老後資金・教育費の積立を始めたい方

銘柄管理を最小限にして、シンプルな運用をしたい方

年間120万円のつみたて枠を最大活用したい方

よくある失敗パターン

銘柄を毎年変えてしまう

「もっとリターンが高いファンドがある」と毎年乗り換えると、売却時に利益の約20%が課税されるうえ、乗り換えタイミングリスクも重なります。1本決めたら最低5年は変えないことが長期成果の鍵です。

生活費ギリギリの金額を積み立てる

「できる限り多く積み立てたい」と家計の余裕を超えた金額を設定すると、急な出費で積立を中断するリスクがあります。生活費3ヶ月分の緊急資金を別口座で確保した上で、余裕ある金額から始めることが継続の条件です。

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