「米国全体に投資するETF」VTIと「全世界に分散する投資信託」オルカン。どちらも長期積立の定番ですが、投資対象・コスト・買い方の違いを数字で解説します。
結論
2020年1月〜 / 毎月3万円積立
評価額
282万円
利益
+84万円
リターン
+42.6%
元本
198万円
評価額
275万円
利益
+77万円
リターン
+39.1%
元本
198万円
VTI が上回った利益差
+6万円
積立開始年・月額を変えて、あなたの「たられば」を計算できます。
Q. VTIとオルカンの違いは何ですか?
A. VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は米国の上場株ほぼ全銘柄(約4,000社)に投資するETFです。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は全世界の先進国・新興国約50ヵ国・約3,000銘柄に投資する投資信託です。VTIは米国100%、オルカンは全世界分散という点が最大の違いです。
Q. 分散性が高いのはVTIとオルカンのどちらですか?
A. 国際分散という意味ではオルカンが上です。オルカンは米国以外の先進国・新興国約50ヵ国にも投資しています。一方VTIは米国のみですが、米国内では約4,000銘柄と銘柄分散は非常に高い水準です。「世界全体への分散」ならオルカン、「米国内での徹底分散」ならVTIが向いています。
Q. 初心者に向いているのはVTIとオルカンのどちらですか?
A. 初心者にはオルカンがおすすめです。証券会社で100円から毎月自動積立でき、新NISAのつみたて投資枠でも購入できます。VTIはETFのため株式市場での売買が必要で、口数単位での購入になります。積立の手軽さではオルカンに軍配が上がります。
Q. 新NISAならVTIとオルカンどちらが向いていますか?
A. 積立投資枠で毎月コツコツ積み立てるならオルカンが使いやすいです。VTIはNISAの成長投資枠でETFとして購入できますが、つみたて投資枠には対応していません。自動積立・100円から・手間なしならオルカン、ETFとして自分のタイミングで買いたいならVTIを選びましょう。
Q. 手数料はVTIとオルカンのどちらが安いですか?
A. 経費率(実質コスト)ではVTIが年0.03%と世界最低水準です。オルカンは年0.05775%で、投資信託の中では最安クラス。差は年0.02%程度で、100万円投資しても年200円の差です。どちらも十分に低コストで、手数料で悩む必要はほとんどありません。
Q. 将来性はVTIとオルカンのどちらが高いですか?
A. 過去の実績ではVTI(米国集中)がオルカン(全世界)を若干上回るリターンを記録しています。ただし「今後も米国が世界をリードし続けるか」は不明です。米国優位が続くと思うならVTI、世界全体の成長を取り込みたいならオルカンという選び方が一般的です。
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