どちらも「米国株式への長期投資」の定番。VTIは米国全体(約4,000銘柄)のETF、S&P500は米国大型株500社の投資信託。実績はほぼ同じで、違いは「中小型株を含むか」と「ETFか投信か」の2点です。
結論
2020年1月〜 / 毎月3万円積立
評価額
282万円
利益
+84万円
リターン
+42.6%
元本
198万円
評価額
289万円
利益
+91万円
リターン
+46.2%
元本
198万円
S&P500 が上回った利益差
+7万円
積立開始年・月額を変えて、あなたの「たられば」を計算できます。
Q. VTIとS&P500の実績に大きな差はありますか?
A. ほとんど差はありません。VTIとS&P500の相関係数は0.99以上で、年間リターンの差は0〜2%程度です。大型株の時価総額加重平均のため、VTI(約4,000銘柄)の上位はS&P500と同じ大企業が占めます。違いが大きく出るのは、中小型株が好調な局面(VTIがやや有利)に限られます。
Q. VTIの方が経費率が安いのに、なぜS&P500の方が人気なのですか?
A. S&P500(eMAXIS Slim)は日本の投資信託として100円から毎月自動積立でき、新NISAのつみたて投資枠にも対応しているためです。VTIはETFのため口数単位での購入が必要で、自動積立の手軽さではS&P500が上です。コスト差は年0.06%程度で、100万円で年600円の差しかありません。
Q. 新NISAでVTIとS&P500はどちらが使いやすいですか?
A. 新NISAのつみたて投資枠で月々コツコツ積み立てるならS&P500が使いやすいです。VTI ETFは成長投資枠での購入になります。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)のような連動投資信託なら、つみたて投資枠でVTI連動の積立も可能です。
Q. VTIとS&P500、長期ではどちらが有利ですか?
A. 過去20〜30年のデータではほぼ同水準のリターンです。中小型株ブームの時期はVTIが若干有利、大型株主導の相場ではS&P500が若干有利という傾向があります。実質的には「ETF派か投信派か」「自動積立の手軽さを重視するか」の選択が実態です。
Q. VTIはS&P500より分散が効いていますか?
A. 銘柄数はVTI(約4,000)がS&P500(500)を大きく上回りますが、時価総額加重平均のため上位企業の構成はほぼ同じです。VTIの追加銘柄は時価総額が小さく、ポートフォリオへの影響は軽微です。「実質的な分散効果の差は小さい」というのが一般的な見解です。
Q. 初心者にはVTIとS&P500どちらが向いていますか?
A. 初心者にはS&P500が向いています。証券会社でNISA口座を開けば100円から毎月自動積立できる手軽さ、分かりやすいブランド認知度(「米国トップ500社」)、豊富な解説記事が揃っています。VTIは経費率の低さが魅力ですが、ETFとして自分で売買する手間があります。
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